マナーの本質
2017年10月17日 11時24分先週、1年生のお箸講座でご指導をいただいた「日本マナー・プロトコール協会」の理事長 明石伸子さんのインタビュー記事が 「週刊教育資料」NO.1450に出ていましたので紹介します。
日本マナー・プロトコール協会は、国際化が進む今日、日本人として、社会人として必要不可欠なマナーやプロトコール(国際儀礼)について、その本質を探求し、それらを広く普及・啓発していくことを目的に2003年に設立されたNPO法人です。
相手を理解し、よりよい交流をするために不可欠なのがコミュニケーション能力ですが、その原点となるのが「マナー」や国際儀礼である「プロトコール」です。マナーの本質は「相手を思いやる心」であり、それは同時に自分自身を磨くことでもあります。世界に通用するグローバルスタンダードな美しい振る舞いは、国籍や言語を超えて、人としての高い知性、品格に通じると考えるからです。
マナーは、「礼儀」「作法」「エチケット」「ホスピタリティ」などの言葉を総合する表現のように捉えられていますが、「マナー」や「礼儀」は社交上の“心”であり、「エチケット」や「作法」は、その心を表現するための社交上の“型”や常識的な“ルール”、そして地域に伝わる“しきたり”と理解することができます。それらが車の両輪のように整って、バランスよく発揮されてこそ、相手とよりよい人間関係が築けるのではないでしょうか。
子供たちが社会人になった時に、生活をする上で必要な知識や心がけの一つとして、マナーや国際儀礼、冠婚葬祭のしきたりについて、少しでもいいので理解をしてもらいたいと願っています。また、服装や食事のいただき方、人との付き合い方などは、学校内だけではなく、社会生活では不可欠なルールです。そして、「相手を大切にする心」や「思いやりの心」の伝え方を見直していくとともに、視野を広げる機会の一つとして欲しいのです。