給食ブログ

小学生 口より先に手 その2

2017年11月6日 11時44分

 文部科学省発表の「問題行動・不登校調査」についてもう少しお伝えします。

                        (1027日 毎日新聞より)

 

全国の国公私立小学校で起きた暴力行為は前年度比33.8%増の22847件で、10年前の06年度(3803件)の6倍になった。いじめの認知件数は10年前の4倍で、暴力行為が急増していることがうかがえる。

 暴力行為の件数は学年が上がるにつれて増えるが、前年度からの増加率は1年が58.5%、2年が38.0%、3年が41.6%と低学年で多かった。内容は「児童間」が69.2%で最も多く、「対教師」が15.9%、「器物損壊」が13.5%と続いた。

 一方、病気や経済的理由以外の要因で年間30日以上欠席した「不登校」の児童は前年度比12.9%増の31151人。4年連続で増加し、12年から1万人増えた。年間授業日数の半数に近い90日以上休んだ児童が44.1%を占める。

 不登校の児童数も学年が上がるとともに増えるが、増加率が最も高いのは2年の21.9%で、低学年が高い。要因は「友人関係」が18.4%で、「家庭状況」(52.1%)に次いで多かった。